
素人の私から見ると、どうにも信じがたいCO2による地球温暖化の話。
元々、地球や太陽系に比べて、人間の存在や行為なんて、
限りなく小さいと考えてるタイプなので...。
そんなことで、約46億年かけてできてきた、地球の自然のシステムが、
とても影響するとは、思えないのですが...。
そもそもCO2による地球温暖化の話が、どう始まったかを、
どれだけの人が知っているのでしょうか。少なくとも私は知らない...。
なので、知らないことは、信じることには全くならないのですが...。
最低限ぐらいは知って、自分としてどうとらえるか考えないとかなと。
周りで、あまりに当たり前のように語られるようになっているので...。
で、情報を探すのですが、様々な立場や利害がありそうなので、
特定な立場ではなく、できるだけ広い立場や視点から、
温暖化をみていそうなものがいいかなと。で、この本を、たまたま見つける。
「地球温暖化は本当か?」矢沢潔著 技術評論社 1,580円+税。
著者は、ジャーナリストの方なので、特定な立場には属していないかなと。
様々な科学者の見方を、外側から、広く浅く書かれている感じかな。
科学的な根拠のような内容は、基本的な説明と簡単な図があるだけで詳しくは分からない。
が、素人なので、これ以上深くても理解が難しいだけかなと。
スタンスとしては、CO2による地球温暖化に懐疑的なようである。
様々な見方があるので、懐疑側のを少し書くと、
平均気温とCO2濃度の上昇変化グラフの解釈では、
「地球表面の75%を占める海洋には膨大な量の二酸化炭素が溶け込んでいる。しかし海水温が上昇すると二酸化炭素が徐々に大気中に放出されてしまう。こうして大気中の二酸化炭素が増えれば、たしかにそれが温室効果を高めるかもしれない。しかしその場合、最初に温暖化を引き起こしたのは二酸化炭素ではなく、何か別な要因だったと考えなくてはならない。...」という研究者も。
この話はだいぶ前に、一般の環境の本でも、温度上昇によってCO2濃度が高まるというのが気象学のこれまでの理解というのは、読んだことがある。
「...温暖化が進むと南極大陸の氷床はやせるのではなく、逆に厚みを増すはずだからである。気温が高くなると海面からの水の蒸発が増え、大気の水蒸気濃度が高まる。水蒸気をたっぷり含んだ気流は寒冷な南極大陸に吹き込み、そこで冷やされて雪となって降り積もる。そのため南極の降雪量は増え、氷床は厚みを増すというしくみ...」という研究者も。
ちなみに、南極大陸の「氷の厚さは平均2,600メートルに達し...」もあるそうで、「氷床の深部はこのように恐ろしい圧力にさらされているため、最後には大陸の中心部から外へ、そして海へと押し出されていく。」のだそうで、周辺部が解け出すのは、温暖化だけによるとは言いがたい面も。
CO2は大気全体の0.035%程度であるが、「大気の1〜4パーセントという大きな割合を占めている水蒸気の方が温室効果ははるかに大きい。にもかかわらず、水蒸気のことは温暖化説ではまともに論じられることがない。」と。
膨大なエネルギーがかかわる地球の熱エネルギー収支も、「コンピューターを使った気象シュミレーションでは、地球の熱エネルギー収支、すなわち太陽と地球と宇宙空間の間の熱エネルギーの出入りが適切にパラメーター化されていない...」と。
いわゆる氷河期など、そもそも地球には10℃程度の長期的な気候変動がある。
この要因とされている、太陽の放射エネルギーや、ミランコビッチ.サイクルなどでいわれる地球の公転軌道などの変化は、CO2による地球温暖化論では考慮されないと。
結局、
「地球の...自然があらゆる現象に対してフィードバック機構を用意していることを疑う気象学者はいない。だがその実態はいまだに誰も知らないと言ってよいのである。さまざまな議論があるものの、それらはどれも推測の域を出ていない。」と。
で、
「こうした重要な問題についての長期的で信頼のおけるデータが存在しないため、個々の研究者がわずかばかりの間接的なデータをどうにでも解釈し、思うがままに推論して主張するという現象が、21世紀のこの時代にまかり通っているのである。」と。
で、
MITのリチャード.リンゼン教授という方は、「...こうした社会現象はひとつには気象現象がよく理解されていないためであり、いまひとつは、危機感をあおって大きな国家予算がつぎ込まれると利益を得る人々が存在するため...」と。「温暖化の犯人としてなぜ二酸化炭素だけが注目されると思うかという問いに対し、『環境問題のような政治家や熱烈な先導者が介在する問題を科学的に扱おうとすると、一般社会には物事をなるべく簡略にしようとする心理がはたらくためだ』...」と。
で、
東大の渡辺教授という方は、「...当時の先進国が大気や水質の汚染対策をほぼ終えた時期で、仕事を失いかけていた環境専門家にとって絶好のタイミングだった...」と。
上記の後半の部分は、大なり小なりどんな内容でも、人間社会のしがらみというか仕組み?は同じなんだなあ...と思ったり。そういえば、日本にも似たような聖域があるなあ...。
最後に、
渡辺教授の主張を筆者がまとめたものの1つに、「(1)温暖化が真実だろうが虚構だろうが、実効性ある対策は存在しない(省エネはいいことであるが)。」と。
私としては、
今世紀に必要な省エネ技術や石油等の代替エネルギー開発と、それに伴う経済活動の拡大を、人々の理解を得て、いろんな意味での実効性を確保していくためには、その根拠はなんでも利用していかないと、ということなのかなと。CO2による温暖化は、その根拠の1つとして、今は流行っているってことなのかなと、理解したのですが...。























































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