

最近、駅のホームで鳥の鳴き声をよく聞く。その正体が
写真の天井
スピーカー。
写真は、京成線の新三河島駅のもの。ここはウグイスの鳴き声。
その他にも、ピーチクパーチク系のものや、カッコウの鳴き声の駅もある。
機能的にも、スピーカーについてる杖を持った人の青マークのからも、視覚障害者向けの案内装置であることは推測がつく。
ネットで調べてみると、「旅客施設における音による移動支援方策ガイドライン」なるものがH14年に国交省から示されている。
その中では駅の、改札口、コンコースからのエスカレーター、
トイレ、ホーム上の階段、地下鉄の地上出入口の5ヶ所について、音案内の標準の方法が示されている。
そのうち、ホーム上の階段がこれで、音響案内は「鳥の鳴き声を模した音響」となっている。
役割は、ホームからの階段の位置を知らせる位置案内ということである。
で、なんで鳥の鳴き声なのかが知りたくなり、交通
エコロジーモビリティ財団(通称エコモ財団というらしい)のHPをあさってみたが、残念ながらはっきりせず。
H13.11.29のワーキングで、「周辺の騒音へ対応した音、高齢の視覚障害者にも聞き取りやすい音質」との基本方針が示されている。
H14.3.6のワーキングでは、「既に音響案内を設置している実例があり」と報告され、また、「具体的な音色を提示して欲しい」と意見が出されている。
H14.3.29のワーキングでは、具体的に鳥の鳴き声が提示されたようで、「旅客施設周辺に生息する鳥の鳴き声と区別できるものとすること、残響のない録音とすることを追加」と意見が出ている。
周辺市街へ開放されたホームのため、騒音とならない配慮と、高齢者向けに高い音からなる鳥の鳴き声になったと思われる。
それだけでは具体に絞れないので、既にあった実例が鳥の鳴き声だったのだろうか。
周辺に生息する鳥の鳴き声と区別するということは、写真の新三河島辺りには、ウグイスなんて来ないということなのだろう。
都会の駅では、その
土地にはいなくなった鳥の鳴き声がいつも聞こえると思うと、なんだか寂しいような気持ちになってきた...。
午後は、都内某区で打合せ。延び延びのスケジュールの期限がついに限界に達し、各者の調整の佳境に突入していくようである。せめて同じ方向を向いて望んでほしいものである。
